ラパンを総合的に見た感想では、確実に女性ユーザーをターゲットにした車両だと確信できますね〜。 車の取り回しからデザイン・室内装備まで、どこをとっても女性を優先させた設計になっています。 女性ユーザーが8割という某データーもうなずけますね・・・。 ただ、確かに女性ユーザー目線ではあるが、小物などの室内収納スペースがちょっと少ないな ・・・という気もします。 ダッシュボードにある小さな引き出しは「おもちゃ」のような感じですし、ワゴンRなどではお馴染みの助手席シート下の収納スペースもありませんし。。。
まあその辺り 追記情報として。
あ、それと・・・、他から聞いた情報なんですが、車種名は「アルト」ラパンですが、車両のベースとなる基本部分は「MRワゴン」と同じらしいですね・・・。 どうりで十分な室内の広さがあるわけですね・・・。 (最終更新日 2007年8月)
平成14年1月に新型発表されたアルトラパン。 内外装のデザインにこだわり、室内の広さもにもこだわった新感覚の軽自動車として発表されました。
初期モデルのグレード構成は「G」「X」「X2」の3種類。 「G」はコストを抑えたモデルで、「X」がベーシックモデルとなり流通量も多い様子。 「G」でも十分に装備が充実しているが、「X」はプライバシーガラスやアルミホイール、CD・MDデッキが標準で装備されています。 「X2」はルーフが白くなっているモデル。 平成15年9月には一部改良でシート生地の変更や燃費が改善され(ターボ除く)、追加グレードとしてスポーツモデルの「SS」や前席ベンチシートの「L」が追加ラインナップ。 ちなみに、全グレード(SS除く)が前席ベンチシートに変更されたのは平成16年10月以降。 平成18年と19年には外装が変更されたマイナーチェンジも行われています。
オートマは全グレード4ATコラムで、5速MTの設定はありません(SSのみ設定有)。 取材車はABS付きになっていますが、「X」のABSはオプション設定になっています。 その他の安全装備は両席エアバック、安全ボディなど。
エンジンはワゴンRでもお馴染みの「K6A」エンジンが搭載されているのでタイミングベルトはありません。 走行距離の多い車でもタイミングベルトの心配がなくて安心 ^^
車高は約150cm。もちろん立体駐車場はOKですよ〜!
カタログ燃費は約19km/リットル、4WDが約17.4km/リットルとなっています(10/15モードのカタログ燃費)。 平成15年の燃費改善後は19km/リットル
⇒ 19.8km/リットルへ修正されています(2WDのみ)。
今回の取材車種は平成14年4月登録の「X」、初期モデルの2WDです(コラム4AT)。 (※ なお、当記事は取材当時の情報と取材対象車が主となりますので、地域・年代・年式や仕様・モデルの違いなどから、上記車種概要(当時のモデル情報等)や時代背景・周辺環境の基準・流行感覚だけでなく(燃費とか室内環境の感覚など)、当該同一車種でも 当記事情報と(が)異なろう部分もあろうかと思われますので、これら何卒予め m(_ _)m)
運転席に座ってみた所、「室内が広い設計」といっても男性にはやや狭い運転席。 運転には支障は無いが、長身の男性はヒザとハンドルの干渉が気になるかもしれません。 窓が小さい為か周りの視界が少々悪いようだが、角ばったボンネットと短めのダッシュボードのお陰で前方は見やすい。
お次はシートアレンジのチェック。 ラパンは「部屋に居るようなくつろぎ空間(だったような・・・)」を追求したモデルだったな〜と、思いながらフルフラットに。 正直、トールワゴンのようなスペースは期待していなかったのだが・・・。 これが意外とキレイなフルフラットになるじゃありませんか〜! 思ったよりもデコボコも少なく、リアシートの背もたれもそこそこ倒れてくれるので、かなりの「心地よい空間」を演出してくれますよ〜 ^^
さらにリアカーゴもチェックしてみましょう〜。 リアシートには前後スライドはなし。 リアは左右一体の可倒式で、レバーを操作すればパタンと倒れます。 ゴチャゴチャとした操作がないシンプル&親切設計? ただ、レバーがシートの横にあるので、後部座席から操作しないとシートを倒せません。 ちなみに、初期モデルは全て一体の可倒式ですが、確か・・・マイナーチェンジの時に「G」以外のグレードは左右独立の分割可倒シートに変更されていたと思います(未確認ですみません・・・)。
折角リアドアーを開けたので、簡単に寸法でも測ってみました。 後部座席をリア寄りに配置されているため、シートを起こした状態では広さはあまり期待出来ませんが(と言っても、奥行き約50cmなので広さは十分)、シートを倒した状態では予想以上の広さがありました。 横幅は約100cmくらいで、奥行きは約110cm。 同年代のムーヴと比べてもラパンの方が奥行きがありますね〜。 リアドアーの開口部も縦が約81cm、横幅は約105cmくらいあるので、同クラス車種と比べてみても扱いやすい広さだと思います。
試乗してみた感じは、トールワゴン系よりも車両重量が軽いので走りも軽快に思えました。 イザという時のキックダウンにもメリハリのある反応で、軽い軽自動車にありがちなブレーキ初期の効きすぎもなく街乗りもキビキビ走れそうですね〜。
購入アドバイスも少々・・・。
初期モデルはシートの汚れが目立つ素材のようですし、ダッシュボードの白いインパネもかなり汚れやすい素材です。 オークション経由で購入を考える場合には室内の汚れを重点的にチェックしてもらった方が良いとおもいますよ〜(喫煙歴のある車の場合にはさらに要チェック!) その他では、他のスズキ車と同様にエンジンルーム内の助手席側にコンピューターBOXが設置されています。 もし中古車の購入を検討されるのであれば、出来れば左フロントの修復歴は避けたい所ですね・・・。
以上、何かしらのご参考などになれば。
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