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【ダイハツ・ネイキッド Gタイプ】 試乗・評価レビュー

 ネイキッドは 装備から外観まで他のトールワゴンでは見られない個性的な特徴でいっぱいです。 しかも車の高さや内装の特色など、市街地からアウトドアまで・・・ 行動力も十分に兼ね備えた車だと言えるでしょう。 今となっては中古として出回っている数は古く希少な部類となるかもしれませんが、もしオリジナリティ高い軽自動車をお考えなら、まだまだこういったネイキッドも面白いかもしれませんよ ^^ (最終更新日 2007年3月)

【 車種概要・仕様 】

 平成11年11月に新型車発表。 骨格を剥き出しにしたような独特なデザイン。 東京モーターショーに出品され、反響により後に市販化された車種です。 平成15年の8月に販売終了となりました。 ちなみにヘッドライトの角目2灯はFシリーズ。 4席サイド全てのドアが90度開くという特徴も・・・。

ダイハツ・ネイキッド 直角90度に開くドア

 車高(全高)は、立体駐車場に入るサイズの1,550mmに設定されています(2WD・4WD問わず)。 エンジンは3気筒。 トランスミッションは5MTと4AT。 カタログ燃費はターボモデルで15km/リットル前後、ターボ無しモデルで17.6km/リットル前後(10/15モードカタログ燃費・4AT)となっています。

 今回の取材車両は、平成14年式の ノンターボモデル ”Gタイプ”。 コラムオートマ(4AT)です。 (※ なお、当記事は取材当時の情報と取材対象車が主となりますので、地域・年代・年式や仕様・モデルの違いなどから、上記車種概要(当時のモデル情報等)や時代背景・周辺環境の基準・流行感覚だけでなく(燃費とか室内環境の感覚など)、当該同一車種でも 当記事情報と(が)異なろう部分もあろうかと思われますので、これら何卒予め m(_ _)m

【 室内スペース 】

 全席はもちろんベンチシート。 しかし室内で気になるシートアレンジ・・・ 少々残念なのが、前席から後席への「フルフラットシート」にはならないという点でしょうか。

ダイハツ・ネイキッド ベンチシート  ダイハツ・ネイキッド フルフラットにはなりません

 リアのカーゴスペースには工夫があり、リアシートを取り外す事が出来ます。 リアシートを外せばかなり広いスペースになり、他のトールワゴンでは見られないカーゴスペースの使い方が出来ますよ〜。 もちろんリアシートを外さない使い方もOKです。

ダイハツ・ネイキッド リアシートが取れる  ダイハツ・ネイキッド リアシートを倒したところ

 運転席スペースの狭さはあまり感じませんが、シートとハンドル間の距離は18cmくらいで、同年代ムーヴなどに比べて2cmほど狭い。 長身の人は、膝とハンドルの干渉具合を一度確かめられた方が良いかも・・・。

ダイハツ・ネイキッド シート膝周り

【 装備など気になった点 】

 先ず全席まわりではダッシュボードが平面デザインなので、ダッシュボードに物を載せたり置いたりする人には便利。 灰皿はジュースホルダーの真上になるので、ジュースを置いた状態での喫煙には少々不便かもしれません。

ダイハツ・ネイキッド ダッシュボード  ダイハツ・ネイキッド 灰皿とジュースホルダー

 その他で気になった点は、前席からカーゴスペースまで床がビニール生地になっている所です(写真ではフロアマットを敷いていますが、マットの下は全てビニール)。 アウトドア派の人には嬉しい装備かもしれませんね〜。

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