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軽自動車 比較データベース.net
2016年度版(平成28年度)

 今年最後の話題になるかな。

 スズキは2016年12月26日、同社 スペーシア・シリーズに ”スペーシアカスタムZ” を新たに追加し、同日より販売開始としました。

 ちなみにZはグレード名ではなくシリーズ名になるので、実質ニューモデルとなり、これでスペーシアシリーズは スペーシア、スペーシアカスタム、スペーシアカスタムZ の3種構成となる。

 中身の方はと言いますと、、 性能など基礎的なベースはスペーシアカスタムまんま。 違いは大きく斬新に切り開かれたグリル周りと内装がちょっと。 ていうか前から見た感じ、トヨタのルーミーに影響受けているような感じなんすけど。。 まあたまたまか?

 あ、これ言い忘れてたのですが、従来のカスタムに比べ、ノンターボ、ターボ共に価格は安く設定されているもよう。

 違いを簡単に比較してみると、ターボモデルは両側パワースライドドアだったのが片側標準になった分お求めやすくなり、ノンターボは、、 よくわからん。 おそらくデザイン的な差くらいしかないような感じで問題ないでしょう。(まあ価格差も4万くらいなんで)

 なお、スペーシアシリーズはマツダへフレアワゴンとしてOEM供給されているのだが、当 ”Z” に関しては、今のところマツダへOEM供給されるような話は出ていないので、おそらく当モデルは スズキ専売モデルとなりそうな気がします。(アルトで言えばワークスとかターボRSみたいな)

 日産と三菱は、同日21日、三菱はekスペース、日産はデイズルークスを それぞれ揃ってマイナーチェンジし、同日より発売開始するとしました。

 ちなみに 大幅改良ということですが、(マイナーチェンジ) まあそこまで大きな変化はないかな。。

 カスタム系(ハイウェイスター系・ライダー系)のヘッドライトがHIDからLED化した点、 ekスペースのカスタム系フェイスが大幅に変わった点、 デイズルークスにクラシカルなボレロ・グレードが加わった点、、 大きな変更点はこのくらいかな。。 あと全体的に価格が抑えられた感があるかも。

 ちなみに燃費に関してはほぼ平行線。 特筆に値しない点なのでこの辺りはスルー。(それでもターボ系がやや燃費向上している模様)

 以上参考までに。

 スバルは同日より新型軽自動車 シフォン を発売する。

 ちなみに、もちろんダイハツ タントのOEM。

 ただ、、 ここのところのOEMの多さにうんざり気味。 タントも苦戦しているということでしょうか。 また衝突安全装置の量産対費の軽減?(シフォンはオール・スマートアシスト付。 なので無しの廉価モデルが選べず対タント価格帯がやや割高)

 まあいずれにせよ 今や軽自動車市場を圧巻しているホンダのように、各社それぞれオリジナルを出しての市場競争を望みたいものです。 各社なんだか守りに入りすぎて消費者は全く面白みありません。 ましてや普通車市場で勢い増すスバル。 十分自社ブランドの魅力とノウハウあるのに尚更って感じ。 またOEM本来の目的であるコストダウンゆえの消費者の旨味も近頃全くないですし。。 (OEMによって生産元も供給先もコスト削減につながり、結果消費者の末端価格に繋がる。 はずなのに、、 近年は軒並みどの軽自動車も高くなる一方。 昨今の充実装備を考えれば価格もおさえられているのかもしれませんが、それでもちょっとなんかね。。 あ- 込100万でワゴンRタイプの軽新車が買えていた頃がなつかしい)

 まあ何だかグチしか言ってませんが、何はともあれ一応これでも新型発表のニュースまでに。

 ホンダは2016年9月16日、同社 N BOXスラッシュを一部改良。

 細かいところでは、充電USBジャックが装備されるなどの快適性改良、価格面では、これまで ”あんしんパッケージ” が強制だったインテリアパッケージを、以降オプション扱いとする改良を行ったもよう。(ちなみに、当該オプションしないことにより車両価格は従来より4万円ほど下がるが、しかしオプションするとなれば6万近い出費となり、緊急ブレーキシステムなどを望むユーザーにとっては逆に値上げ改悪となったもよう。 なおこのオプション化により、以降事実上全てのグレードがオプション扱いとなり、標準装備されるグレードは設定なしとなる)

 ダイハツは2016年9月7日、新型モデル ムーヴ キャンバスを発表し、また同日より販売開始するとしました。

 同車は主軸がレトロ調のルックスと、両側スライドドアとなる。(同車 ミラココアのデザインとタントの利便性を融合したような感じ)

 価格帯は税抜110万円からとなり、ムーヴとタントとの中間的価格帯となるが、ただ廉価モデルのL系ではシートリフター(座面の高さ調整機能)がなかったり、他、イモビライザーやチルトステアリング(ステアリングの高さ調整機能)もなかったりで意外と機能は質素なので、ある程度の機能を求めるなら中間グレード以上を狙う必要はあるでしょう。

 トヨタは同日、新型の軽自動車 ピクシスジョイを発売開始。

 もうおなじみのピクシスシリーズで もちろんダイハツからのOEM供給車。

 クロスオーバーなC、(キャストアクティバ) ファッションなF、(キャストスタイル)、スポーツなS(キャストスポーツ) をベースに、さらにGやXといった細かいグレード体系となるが、ただダイハツほどシリーズ区分しておらず、事実上C G、C X、F G、、 といった、おおよそ ”ピクシスジョイ” として車種ひとまとめにしたグレード体系と思われていていいでしょう。 また当サイトでも、C・F・Sそれぞれ細かく分けず、ジョイ一車種として ひとまとめに記載 取扱いしております。

 なお仕様などはキャストシリーズにほぼ準じておりますので、その辺りまでは割愛。

 以上話題としてまでに。

 ふと気が付くといつの間にか〜 販売が再開されていた 燃費不正問題で一時販売休止となっていた三菱eKシリーズと日産DAYZシリーズ。

 4日に生産が再開されており、しばらくは在庫車対応となろうが、5日頃には販売再開されたとみられる。

 ちなみにもちろん、燃費は修正されてのカタログスペックとなっている。(⇒ なお、これ以上詳しくは 別途ブログの ”販売再開編” をご参考頂ければ幸いです

 ⇒ 詳細はこちらにて。

 ダイハツは2016年6月20日、キャストシリーズを一部改良し、同日から販売開始するとしました。

 なお、今回改良はマイナーチェンジとかではなく、インテリア or エクステリアのカラーバリエーションの設定拡張やその他超細かい点の設定変更程度の 微調整程度の改良となる。

 ちなみに同時に、アクティバとスタイルに 特別仕様車の ”プライムコレクションSAU” が追加されている。(目立つところで レザー調シートやインテリアカラーに特徴)

 (※ ダイハツ工業株式会社 発表データより)

 ダイハツは2016年6月13日、商用軽貨物にニュータイプの新型車種 ”ハイゼットキャディー” を加え、同日から発売開始するとしました。

 ちょっと名称が言い難く またスズキキャリーにダブって聞こえてしまいますが、、

 この新型車種は同社 ”ウェイク” をベースに、4ナンバー貨物バージョンとしたモデルで、2シーター化などビジネスシーンでの活用性はもちろんのこと〜 乗用モデルのウェイク譲りの燃費性やデザイン、それから室内居住性は残し〜 ビジネスと日常を両立させたようなモデルとなっております。

 また現時点では軽商用車では初めて ”衝突回避支援システム” スマートアシストUも設定され、

 何もかもがニュータイプなビジネスモデルとなっている様子。

 特に特筆すべき点は〜 乗用タイプではシェアの高い ”トールワゴン” タイプと同じ感覚で乗車運転できるので、軽箱バンに乗り慣れていない人でも扱いやすいと考えられ、使い方によってはビジネスチャンスが広がる可能性もあるかな。。

 但し! これだけの日常性も両立させた事により〜 当年6月13日現在では 全メーカー軽商用モデルのなかで最も高価な車種となっており、また最大積載量も150kgと、、 一般的な軽貨物に比べかなり少なめの容量ともなっており、、(軽箱バンはおおよそ200〜350kg、軽トラックで350kgくらい、ミラバンやアルトバン等のボンネットバンでも200kgくらいは。。)

 ここら辺りはちょっとネックとはなりそうですが。。(特に最大積載量は痛いですね。。 荷室は広く使えど重たいモノはあまり載せられない〜 みたいな。 ホームセンターでよく見る25キロの砂袋をわずか6袋積んだだけで 公道を走行できる重量限界値なわけですから)

 また地味なところではありますが〜 リアドアのウインドウははめ殺しとなっており、(開閉できない)

 走行中前席の開けた窓から 室内に流れる外気を整流するためにリアウインドウをちょっと開けたい人や、(こうすると外気が直接顔に当たり難くなり、髪がひどく乱れたり息苦しくなったりしない)

 キャンパー(キャンピングカー)として車内泊狙いのユーザーにとっても致命的?な欠点・デメリットとなるかもしれません。(窓に網戸をして寝る派の方とか。 でもまあスライドドアなんで、解決策はあろうかと思われますが。。)

 とまあこんな感じで、ダイハツの新型車について少々触れてみました。
(ダイハツ工業株式会社 発表データより)

 三菱自動車の不正問題もまだ冷めきらない折り--- 続いてスズキも燃費不正の疑惑に挙がったようだ。 ていうか、もう既に不正を認めている。

 対象車種はラパンやアルトエコ含むアルト系、同社代表格のワゴンR、最近話題となっていたハスラー、それからスペーシアやエブリイ、軽トラのキャリイ。 もちろん普通車のスイフトやソリオなど人気車もずらり。 計14台の計算になる。(ジムニー系、それから日産からのOEMのランディは問題ないようです)

 ちなみにスズキは他社へ向けOEMも盛んに行っており、OEM車種を含めるとマツダのキャロルやフレア、日産のクリッパー系、三菱のタウンボックスなどにも及び、その計は26台にものぼる。

 但し! 今回このスズキの不正は三菱自動車とは違って、

 正しい計測方法で測定し直した結果は、今のカタログ値に比べ良かったということで〜 いずれの車種も販売休止などまでには至っていない。(三菱とはそもそも不正の計測手法が違っていたそうで、違っていたとしても5%くらいの誤差範囲内と言う見解でしたし)

 三菱自動車の軽自動車ラインナップ 「eKワゴン」、「eKスペース」が、表記燃費の不正を行っていたとして販売停止となっている。

 またそれに伴い、合弁会社「NMKV」による共同開発社である日産自動車の、eKシリーズの兄弟車である 「デイズ」「デイズルークス」も販売停止となっている。

 ちなみにこれら4車種はNMKVによる共同開発とされていて、よくあるOEMではないが、製造を行っている三菱自動車がその責任の中心となっているようです。(一般的なOEMは、車両供給元が一方的な開発を行っており、その車両をベースに他車へ供給している形となる)

 業界人としては、十数年前の不正発覚もまだ記憶に新しんですが。。

 なお、今現在のところでは再販の予定は付いてないようだが、おそらくこのまま販売中止や廃盤となることはないでしょう。 だって特にデイズ系は、今や日産のドル箱スターですし、、 しかも車種再編となれば、とんでもない巨額な負担も避けられないでしょうし。。(訴訟?と言う手立てもないことはないでしょうが、まあその辺りまではよく分かりません ^^; ちなみに当サイトにおける各ページにての車種記載は、販売停止の今の段階でも削除はしておりません。 メーカーのWEBカタログが非公開になっているという事もあり、少なくとも直前までの情報で有益なものもあるかもしれませんから)

 それと三菱と日産には、その他タウンボックス(三菱)やモコ(日産)、NV100(日産)などといったラインナップもあるが、これら車種に関しましてはスズキから供給を受けている車種であるため、今回不正の対象とはなっておりません。

 ところでやや話は変わりますが、今回このまた三菱の不祥事により、一時的に三菱車の相場が急落すると考えられます。 十数年前にあった不祥事の際も、オークション相場など一時的に急落し〜 中古車相場が一時騒然としましたから。。 (ただそれを狙って買いあさるのは主に中古車屋さんであって、店頭価格はそれほどの変動は見られないでしょう。 だって不祥事が落ち着いたころに転売すれば利益がっつり〜 ですもん。 安い時に買ってそのうち相場が戻って落ち着くと分かっていれば、わざわざ小売で先走って安売りなんて。。 店頭にならぶ既存の在庫車もしかり。 ということは、このタイミングでの買取り査定や下取り査定はヤバいですよ! 売るなら話題が落ち着きそうな初夏ごろを目処に先送りされます事をオススメ

 まあ余談までに。(買取りや下取りの件は、今回は一応デイズシリーズも要注意としておきましょう)

 【関連記事: ・軽の下取り秘話@  ・軽の下取り秘話A  ・軽の買取り極意

 スズキ自動車のハスラーがこの度、JNCAP(独立行政法人 自動車事故対策機構NASVAによる自動車アセスメント) の予防安全性能アセスメント・テストにてクラス最高評価を得たようです。

 もちろん現段階で軽自動車最高評価のクラストップ。(以下は当サイト集計の安全性ランキングより抜粋。 2016年3月24日時点)

 乗り心地や内外装の出来栄え・質感、燃費、、 さらには安全性まで〜 日増しに進化し続ける軽自動車市場。 安くて手軽! な、もはや昔の軽の面影なんて全くないですね ^^;

 【関連記事: ・軽の安全性能ランキング

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 長らく当サイトの更新を休止しておりましたが、この度 2016年春より、サイトリニューアルに合わせ改めて再発進開始致しました。 今後とも何卒宜しくお願い致します <(_ _)>

 ちなみに、当年鑑ページではこれまでモデル情報のみに絞って発信して来ましたが、今回このリニューアルに合わせ、市場のニュース関連なんかも加えて行こうかと思っております。 改め、今後とも何卒宜しくお願い致します <(_ _)>

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 ※ 尚、当サイト、当ページに掲載されております各ニュースリリース情報などは、あくまで私の個人的な見解やタイミングで、特筆すべき点のある大きな仕様変更情報などを中心に、その他 思い付きなどで編集&更新しておりますモノですので、

 特記すべき点も少ない微少な小変更部分 (特別仕様車追加とか)についてまで触れていない等、ここにあります各情報・履歴は非常に断片的かとも思われますので、これら情報の参考上、これら予めご留意のほど願います m(_ _)m)

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