購入アドバイス（買う時に役立つかも情報）

　【　事故車とは？（修復歴アリ車両とは？）　】

　車両の骨格などに重大な損傷が見られ、そういった部位を交換、もしくは修理するなどして修繕された車両の事を言います。　ただちょっとの損傷差で修復歴とならない場合も多く、また直し方で修復歴の有無が左右されてしまう事も多く、まあ修復歴があるからと言ってそこまで身構える必要はないでしょう。　（ちなみに僅差で修復歴にならない場合には、その損傷がどんな事故であっても事故歴無しの車両と同等に扱われます）

　また前オーナーが修繕されている場合には、少なくとも前オーナーが乗られていた経緯も御座いますし。。　（事故車を再生販売している場合は除く）

　但し！　そうまで言っておいても　やはりは元事故車両。　そこにはしっかりとリスクも隠れております。

　というわけで、もしどうしても事故車を検討したい、、、　という場合の、クルマ屋さん目線から見たチェックリストを紹介しておこうかと思いますので、もし必要であれば少しでもお役に立てればと。　【※　閲覧上の注意事項】

　�@　雨漏れ
→　自動車なら全般的に起こりうる欠陥ですが、特に、タントのような開口部の広く大きな車両はなおさら注意しておきたいと言えるでしょう。　夏場、室内がなんだか異常に蒸す（銭湯みたいな）。　室内ガラスが異常に曇りやすい。　湿気で室内がカビ臭い。　フロアパネル（床の鉄板）が錆びる。。。　車両の機能上に問題ない部分ではあるかもしれませんが、あればけっこう支障感高いものは多く、また車室内の気密度は非常に高いため　一度室内に侵入した水分はなかなか抜け難く、、　一応気を付けておきたいポイントの一つと言えるでしょう。

　�A　一番の安全策は、フロント回りの事故を回避しておくこと
→　軽自動車の場合には特に、フロント回りの修復歴は出来るだけ回避しておきたいのもひつとのポイントかな。

　先ず軽自動車のボンネットは、普通車に比べ随分と小さいですが〜　普通車とほぼ変わらない機器がぎっしりと詰まっている所。　エンジンやエアコン、発電機や充電制御装置、トランスミッション、冷却水の詰まるラジエターやヒューズボックス等、、　と、そんな機器盛りだくさんな箇所を強打しているわけですから、もし何の支障もないとしても〜　未然・最低限のリスク回避としてこういった修復歴車は避けておくのが賢明とも。

　�B　足回りの強打にも注意
→　特にフロント回りの足回り強打にもご注意を。　フロント回りのタイヤはドライブシャフトを経て〜　エンジンと繋がるトランスミッションまで繋がっております（タイヤから入力された衝撃は、場合によってはエンジンまで走る）。　またサスペンションの細やかな動きに追従させるため、アーム類など非常に細かい部品が密集している箇所でもあります。　なのでフロントの足回り強打歴のあるクルマも〜　少なくともリスクは詰まっているとも。　出来れば避けておかれることはオススメしておきたいところかと。

　、、、と、まあ主にはこんな感じかな。

　もしお役に立てる部分あれば幸いです。

　【修復歴についての必要知識等】
　→　クルマの事故歴・修復歴についてのアレコレ。　知識なども　【クルマ屋さんのアドバイス】