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ワゴンR、事故車・修復車の買い方(注意点)

 ページ最終更新日 2015年4月
※ 当サイト情報の対象は ”軽自動車” のワゴンRのみとしております。


 事故歴アリ、修復歴アリ−  の中古車の中には、市場相場に比べお値段も非常に安く、走行距離も少なく また見た目の程度も上々・・・ なんてケースも意外と多くあり、過去の事故の ”履歴” にコダワリがなければ〜 例えそのワゴンRが修復車でも、とても良い買い物となろう可能性も十分にあろうかと。。。

 但し! その事故車 (修復歴有り・事故歴有りの車。 以下・事故車)なワゴンRがいくら安くても、見た目が良くても〜 やはり、そもそもは ”車両の骨格となろう部分に欠陥、若しくは修復を行った” 車両等であるために、(※ 参考 → クルマの事故歴・修復歴についてのアレコレ。 クルマ屋さんのアドバイス) やはりチェックするべきポイントは しっかりとチェックして購入しないと、、、 非常にトラブルの種の多い個体をつかんでしまう可能性も。

 なので! その事故車なワゴンRへ手を出されてしまう前に、最低限!!! ここだけはチェックしておきたい・・・ といった部分を簡単にまとめてみましたので、以下、なんとなくご参考にされて頂ければ幸いと存じます。

※ 但し、以下これら注意点やチェックポイント等につきましては、主にその車種においての最低限と思われる部分だけをピックアップしているだけで、もしこれら注意点などが一定条件クリアしていたとしても〜 必ずしも、その事故車が使用上・走行上全く支障がないとは限らず (個人々の感覚差や見解等による ”支障のないレベル” にあるかどうかも含め)、また購入上、これら絶対安心・安全であるという保証もどこにも一切御座いませんので (もちろん私自身も、そういったお約束や保証なども一切出来かねます)、これら予めご留意頂きました上にての以下ご閲覧を願います m(_ _)m (→ 当サイト利用規約など

また逆に、かつ同時に、以下注意点などで一定条件をクリアしてなくとも〜 個人々の感覚差や見解等による ”支障のないレベル” を含め、使用上や走行上 何の支障もない可能性も御座ます事、これらも予め。。。

【 1.フロント回りの修復歴等には細心の注意を 】

 ワゴンRは軽自動車でありますから〜 ボンネット回りは非常にコンパクトでありながらも、その中身は色々な機器がぎっちりと。。。

 エアコンのコンプレッサーや配管が損傷していて、後々のエアコン不良へつながったり、(フロント回り修復歴車のエアコンの配管不良は非常に多いです。配管のほとんどはアルミ製で、ちょっとした衝撃にも弱いですし〜 微量なガス漏れ程度だと、それら損傷箇所は見逃されている可能性も)

 フロントの足回り (サス回り)を激打していて、真っ直ぐ走らない、ハンドルが取られる → タイヤの編摩耗へとつながったり、、、 (試乗されてみて、そもそもハンドルのセンターがずれている場合は、こういったパターン多いかと)

 と、まあまずこの辺りは序の口だとして、と、そんな色々考えられる中でも特に! ワゴンR系・・・ いや、スズキ系の軽自動車では一番重要視しておきたい箇所が御座いまして。。 それが、、 フロント回りの事故による、車両のECU ”エンジン・コントロール・ユニット” への衝撃などによる影響かな。(簡単に言えば、エンジンの動きなどを制御しているブレイン・コンピューター)

 実はワゴンRだけでなく、スズキ車のほとんどではそれらECUはボンネットフードの中・・・ つまり ”エンジンルーム” の中に納められており、まあ場所的にはエンジンルーム内部のかなり奥には位置しておりますものの〜


(例: ワゴンRではないですが、エンジンルームの右上奥にあるECU例)

 その事故の度合によっては、それら瞬間の衝撃は非常に想像以上である可能性も多く、それら衝撃が後々のEUC不良へとつながろう可能性も考えられまして。。。 (実際、過去に一度だけ・・・ ではありますが、スズキの軽自動車 (ワゴンRではなくアルトでしたが)で、フロント回りを事故されたお客様で、事故修理から以後原因不明の突然のエンジンストップに悩まされていた事例が御座いまして、まあ最終的には修理工場でも原因が特定出来ずじまいで、かつ、その後は比較的早期に乗り換えられましたので、結果的に ”ECU” の不良だったかどうかまでは断言できませんが、、、 ただ今思えば、こういった可能性も少なからず考えられていたかな? と。 まあひとつの ”話題ネタ” までに

 というわけで、フロント回りの修復歴にはかなり細心のご注意のほどを。(軽度な事故、及び修復歴程度であれば、信頼できる営業マンと信頼できる販売店の保証とアドバイスの元で購入しさえすれば、それほど問題はないかと考えられますが、ただ中度以上、若しくはEUCや足回り周辺の修復歴などには要注意! かな???)

【 2.水漏れ・雨漏れ箇所のチェックも 】

 特に夏場。 クルマに乗った瞬間・・・ なんだか室内が ”カビ臭い” なんてクルマ、体感した事ありませんか?

 実は、これら室内のカビ臭のほとんどの原因は、車室内の湿気の原因となろう ”水気” であり、まあそれら ”水気” の元を作り出している原因には、色々な要素がありはしますが・・・ そんな要素の中でも、事故に起因するパターンもそこそこあるようで、

 つまり、通常は室内へ雨水などが侵入して来ないように上手く作られているウェザーストリップなどの機能が、事故などを起因とし、それら機能が半減している場合も多いようで、、、(まあほとんどの場合、修理費を安くしようとした結果など・・・ いわゆる手抜き修理が原因のほとんどなんですけどね)

 ちなみにワゴンR等のトールワゴン系で多くあるパターンを言えば、バックドア回りの ”もらい事故” からの修復による不具合が原因となり、リアカーゴ下、タイヤハウスの中に雨水が貯まっている。 といったパターンでしょうか。(但しこれら雨漏りは、何もバックドア回りだけに限ったことではありませんので、これらあくまで主な一例としてご留意願います)

 @バックドアの閉まりがどうもしっくりこない (閉めるのに力が要る) A試乗中、段差やコーナーなど 室内ランプがまれにチカチカ (瞬間的に点灯)する (ドアスイッチの位置ズレ。 但し、ドアオープンにて室内灯が付くようにセッティングしての走行は必須)、 B他の展示車はそうもないのに、その車両の窓ガラスだけは部分的に曇っていたりする。 Cそもそも室内が既にカビ臭い、銭湯の脱衣所? のような独特の湿気臭がある。

 といった気が付く点あれば要注意かも。。。
※ なおもし気になる場合には、荷室下のスペアタイヤ・スペース等を営業マンの方などに頼んで見せてもらい、変なサビや水気がないかもチェックしてみましょう。 また、これら要因となろう度合は何も ”修復歴有り” のパターンだけでなくとも、簡易な ”事故車” 程度でも発生しよう可能性もあり、一応この辺りは予め

 尚、これら室内の湿気などは、車両の機器機能上の問題などにつながることは少ないかと思われますが、ただ夏場は想像以上の不快感があったり、また室内にある多くの湿気が原因で室内の窓ガラスが曇りやすくなる・・・ などといった弊害も多く引き起こされる可能性もあり、これらあまり気持ちのよいモノではないと思われますので。。。

 まあ以上、参考になればと。

【 事故車あれこれ。また当ページ表記における注意点 】

 【修復歴についての必要知識等
 → クルマの事故歴・修復歴についてのアレコレ。 知識なども 【クルマ屋さんのアドバイス】

 【注意!
 そもそも ”修復歴車” と ”事故車” では、それら意味合いは全く異なりますが、(→ 参考

 ※ なお、こういった修復歴車とか事故車とかの区切りは、ただ車屋さんがややこしく表現しているだけ、、 との意見もあるようですが、確かに、こういった事故に係る部分は、ユーザーにとってはどちらも似たようなもので同等ととらえられていても問題ない事も多いでしょう。 ただ、業界の内情ではそうも行かないんです。 実際こういった区切りを統括指導しているのは ”中古自動車査定協会” や ”自動車公正取引協議会” など、いわゆる行政の息のかかった機関であり、またこれら区切りを隔てる事で取引き義務(告知義務等)から取引き相場も雲泥なんて事もしばしばですので。。。

 ただ当サイトでは、これらどちらの意味も含め、又時折混用・区別して解説させておいて頂いております事、(読者様のより多くの方に、直感的に その伝えたい事を容易にイメージしてもらうには〜 ”修復歴” の事を、あえて ”事故車” と表現した方が、良いと思われる場合もありますし、また時には、その度合を表現するために、これら2つを使い分けている場合も。。。)

 これら予めご了承の上にて、以上ご参考までに願います m(_ _)m また、以上参考などまでに。

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