スズキワゴンRとマツダフレア(AZワゴン)の違い

※ 画像はマツダのフレア
スズキとマツダのつながりは数十年前から~ 切っても切れない縁にあり、特に昨今では、マツダの軽自動車の全てにおいてスズキ社からのOEMとなっている事は有名な話。(OEM = マツダ向けに、スズキ車をベースにスズキ社が製造生産しているクルマ。 もちろん中身の全てがスズキ車) 例えばワゴンR(OEM供給元) ⇒ フレア。旧:AZワゴン(OEM供給先) なんてとても有名ですよね。
ところで、OEM~ OEM~ とはよく話に出てくるが、これら双方で違いとかはあるんでしょうか?
過去、マツダ・オートザム カーディーラーにも在籍した事の有る私が、ワゴンRを代表にしておおよそザックリと違いなどを挙げていってみましょうか。
エンブレムだけの違いは昔の話
まだワゴンRの駆け出しのころ、(平成10年前後) この辺りの年代におきましては、、 スズキとマツダとでは、違いは ”エンブレム” 程度のものでした。 なのでスズキのエンブレムとマツダのエンブレムを入れ替えてしまえば~ 外観からは全く見分けが付きませんでしたね。。(ハンドルのエンブレムや車検証を見なければ判別不可能)
廉価グレード
基本的には、マツダには廉価モデルが存在しないことが多いです。 スズキには一番安い手頃なモデルはあるが~ マツダにはないとか。 またあったとしても、仕様が一部のみに限定される事もしばしば。(スズキアルト VS マツダキャロルなんかでも) ちなみに近年では、スズキには5速MTの設定があっても~ マツダにはないという事も。(これはフレアやAZワゴンだけでなく、5速MTグレードが売りとなっているハスラー VS フレアクロスオーバーなんかでも見られます)
新車でとにかく安く! といったパターンでは、マツダは絶対的不利と言えるでしょう。
高価装備の選択権
これはここ近年で顕著と言える例。
開発に大きな投資がなされているようなハイブリッド(Sエネチャージ)とかレーダーブレーキサポートとか、こういった装備はマツダにほぼ選択権がありません。 つまり大半が強制的に標準装備化されているので、レスで少しでも安く、、 といった買い方もほぼ出来ないと思われて下さい。(それだけ装備が付いている分やはり割高)
これはやはり、スズキがOEM供給元である限り 権力的にそうせざるをえないのでしょうね。(大きな投資がなされている装備は、量販しないと元が取れないですし~ 量販すればするほど一機当たりの生産性というかコストが軽減され、スズキ車がより利益を上げやすくなりますので)
ハイエンドモデル
逆に、スペシャリティに位置するハイエンドモデルもマツダには存在しておりません。
例えば、ワゴンRで言えば ”SWT” 的なモデルとか、また近年のアルトワークスとかアルトRSターボなんかでもそうですね。(スペシャリティな単体装備も含む。 例えば近年では~ 5AGSなんかがそうかと)
値引き
先ず新車値引きにつきましては、徹底的に底値をつつくとスズキ車が絶対的有利です。 そりゃ~ ワゴンRにはスズキ車の利益だけが乗っかってますが、フレアやAZワゴンにはそれプラス、マツダの利益も乗っかってますからね。。 これは致し方ない事と言えるでしょう。 私も、近所のスズキワゴンRと対抗した時、AZワゴンでは太刀打ちできない事もよくありましたから。。(つまり本気を出せばワゴンRの方が安くなる)
但し! 中古車となれば180度話が変わって来るでしょう。
中古車相場はマツダのほうがやや安いです。(新古車は除く)
やはりネームバリュー的なものでしょうか。
なのでうまい事いけば、ワゴンRよりもワンランク上の装備が付いたフレアを、ほぼ同じくらいの予算で買えちゃったりなんかも。。(ただ数十年前の一昔前ほどではないです。 やはり同じこと考える人は多いですから。。 それと地域によってはそうも行かない事も。 特にマツダのお膝元でもある広島では。。)
と、まあこんな感じでしょうか。(ちなみにそもそも、同レベルグレードで新車小売価格差がある場合も御座いますが、ここまで触れちゃうと細かい装備設定が違っていたり等色々な諸事情もからんで来 ここで説明するにもう大変な事となってしまうので~ そこまでは割愛させて頂きます ^^;)
以上、もし参考などなる部分御座いましたら幸いです。(もちろんこれらはあくまで傾向です。 全てに当てはまるとは限らず、場合によってはこれら傾向と異なる部分やパターン、車種・仕様も考えられます。 また時代・年代によって事情が異なる事も)