ドライブシャフトのブーツが破れている!下取り前に直しておいた方がいい?
軽自動車オーナーだと、今迄一度や二度くらい、シャフトブーツが破れて交換修理したことがある方も多いのでは?
また中には、ブーツ破れが進行しそれでも気が付かず、曲がりカーブで異音が発するようになって気が付いて、シャフトをごっそり交換するハメになった方もいらっしゃるのでは?
ところでこういったドライブシャフト関連って、いざ修理が必要になったら結構費用がかかるもの。 たった一個のブーツ交換だけでも15,000円前後かかることもザラ。(工賃が高いお店では倍ぐらいになることも) これはけっこう痛い。
なのでもし下取り前に修理が必要と分かった場合、それは直さず下取りしてもらった方がいい? それとも査定でかなり減点される事項なので、予め修理して査定してもらった方が逆にお得??
日本自動車査定協会・中古自動車査定士(資格保有)の私がズバリ!解説!!
先ず、各どのくらい減点されるの?
① シャフトブーツ交換で済むもの
⇒ 一箇所につき21,000相当の減額査定。
② 異音が発生しているなど、シャフトユニットごとごっそり交換が必要なもの
⇒ 35,000円相当の減額査定。
かなり大きく減点されますね。
ということは・・
ちなみに減点される額が分かれば~ 後は実際の修理代と比較し・・
修理代(実費) < 査定における減額想定値 ⇒ この場合は予め直しておいた方がお得! (減点より修理代の方が軽い負担で済みますから)
修理代(実費) > 査定における減額想定値 ⇒ この場合は直すと損! (修理するより減点された方が軽い負担で済みますから)
あとはまあこんな感じで。
補足
なお、これら見解はあくまで 「一般財団法人・日本自動車査定協会 中古自動車査定基準」 を照準としたもの。 全国数多くあるお店全てにおいて当てはまるものでは御座いません。 その辺りは予めご注意願います。