カーナビやETC、付けたままだと査定アップする?
車内装備品(電装品)として人気の高いカーナビゲーションとETC車載器。
愛車購入時にオプション装備されたり 納車後、量販カー用品店などで後付け品を別途装着されている方も多いのでは?
・・とまあそんな人気の電装品に関し、一つ疑問。
もしその愛車が下取りなどになった場合、その後付けやオプション装着した電装品は そのまま査定アップのポイントになったりするの?
日本自動車査定協会・中古自動車査定士(資格保有)の私がズバリ!解説!!
ETC
イーティーシーの本体。 いわゆる車載器。 これは–
ほぼどのクルマ屋さんでも査定アップの対象として扱われないでしょう。
取り外すなどしてヤフオク売却検討あたりいかがでしょうか。
あ、少々余談ですが、
ETCって、当初の正式名称は 「イーテック」 という名称だったこと、皆さんご存知ですか? かなり余談までに。。(政府はイーテックをゴリ押ししておりましたが、イーティーシーと読むユーザーが多く、次第に政府もイーティーシーと呼ぶように。。 ^^;)
カーナビ
こちらは半々に意見が分かれるでしょう。
中古車屋さん系ではカーナビ評価を入れ難い査定方式を使っている場合が多く、付いていても眼中にないってケースが多いです。(一応査定の流れと顧客の手前、話を持ち上げたり記入したりしますが。。)
対し日本自動車査定協会基準で査定しているお店の場合には– 当年・1年モノの車で4万(SSD)~8万(HDD)、6年モノ以上の古い車でも1万(SSD)~2万(HDD)の査定アップの可能性があるでしょう。(2018年2月時点での基準となります。 以降は市場によって変動する可能性あり)
参考までに。
ところで、日本自動車査定協会基準で査定するお店って どうやったら分かるの? —
ぶっちゃけ車業界の人間でも分かりません。 協会基準を採用するお店は 「協会認定登録店(査定業務実施店)」 などの認定登録制度が御座いますが、しかしこういった登録店でも実態・現実は別の基準を採用しているなど表面と中身が伴わないケースも多く、残念ながらいずれにしてもユーザーがその選別を行うことはほぼ不可能と言っておいても過言ではないかもしれません。
※ 下取りだけにこだわらず、買取り屋さんも含めるなど査定に幅を持たせ、一番評価の良いお店を選別するなどの方が ある意味現実的かもしれませんね。