走行9万キロ台と10万キロ台。下取り査定相場はどのくらい違う?
現在走行距離は9万キロ台。 もうじき10万キロを超えそう・・・
ところでもし! このまま10万キロを超えてしまったら、下取り査定相場はどのくらい違う? 下がる? 落ちる?
日本自動車査定協会・中古自動車査定士(資格保有)の私がズバリ!解説!!
9万キロ台での相場を20万円と仮定。 この場合– 10万キロへ突入することによっておおよそ1万円ほど査定が下がるでしょう。(それくらい相場が落ちる)
9万キロ台での相場を10万円と仮定。 この場合– 10万キロへ突入することによっておおよそ5,000万円程度の変動となるでしょう。
あれ? あれれ? 思っている以上にそれほど下がらないですね。。
10万キロ越えすると一気に査定が下がると言われているはずですが、それはウソだったのでしょうか?
回答しましょう。 それはウソではないです。 10万を境に相場変動率は高くなっており、、 ただしかし軽自動車だとこのあたりの査定相場はそれほど高くはないので、まあ実際にはその影響は微々たる程度でしか反映されておらず、、、 といった感じでしょうか。
以上、もし皆様の参考になる部分御座いましたら幸いです。
10万キロ査定に関し注意点
① 10万キロ越えをすると~ 査定相場が大きく下がってしまうというウワサは、業界人によって誇張されている部分も多いです。 またそんなウワサがウワサを呼び~ 大きく下がると(場合によってはゼロ査定等)思い込んでいるユーザーが多いのも事実。(ここに付け込んで業界人がさらに誇張し・・ もうもはや無限ループ状態とも)
ということは?
まあ確かに、一般考えられる走行距離による相場変動を超える部分はありますが、しかしそういったウワサを上手く逆手にとり~ お店によっては通常考えられる範囲を超えて大きくマージンカットしてくるパターンもそこそこ見受けられるようで、(通常なら1万ダウンのところを大きく5万くらい一気にダウンさせたり、また場合によってはゼロにするなど大きく勝負に出てくることも)
つまりこういったパターン下での下取り査定に関しましては、買取り店での買取り査定を併用するなど細心の対策をもって慎重に進められることを一推ししておきましょうか。
② それから、上記で言う大きなマージンカット云々、、 そもそも10万キロを超えたクルマをあまり好まないお店がそこそこいらっしゃるのも事実。(ウワサの誇張が副作用を起こし、逆に10万を超えると小売し難くなっている現象も御座いますので) となればもしそんなお店に当たってしまうかもと考えたなら、、
つまりいずれにしても 「対策」 を持って査定にのぞまれることは十分一推しに値するかとも。(その他、お店が異なると査定基準も異なりますので、それらも含め)