法定24ヵ月点検整備///

 ちょうど車検時期に重なる法律で定められた義務点検の事。 一般的に、クルマ屋さんへ車検に出すと車検とこの法定24ヵ月点検を同時に行われるため勘違いされている方も多いですが、本来は車検の中で行われる点検ではなく、車検とは別途で並行して行われる異なる定期点検となっている。(なのでユーザー車検では、車検に合格した後でも当該点検を実施しても問題ない。 また予備車検でも同じ。 ただ指定整備工場や認証整備工場にて通常の車検を受けられた場合には、車検前に必ず当該点検を行わなければならない義務が業者側へ課せられるため、この場合には後の点検というパターンは存在しない)

 ちなみに法定24か月点検では、ブレーキパッドの残量などはもちろんのこと〜 ベルト類の緩みや亀裂、バッテリーの劣化、オイル類の量や劣化、冷却水の量等は点検項目に入るが、車検ではこういった項目は全くなく、、 代わりにランプ等の球切れとかシートベルトの警告灯が付くか等〜 自動車使用上の保安基準に適合しているかどうかの検査が行われる。

 それとこの法定点検は、もしご自身にて実施された場合、、 車検前だろうと車検後であろうと、その点検整備された内容の再チェックは軽自動車検査協会等にて行われるわけではないので、(きちんと点検整備が正しく出来ているかどうかのチェック) ユーザー車検などで、しかしこういった点検技術にあまり自信がないのであれば〜 はじめから信頼できる最寄の整備工場などへ任せられた方が絶対に良いですよ。(点検整備だけでもやってくれますし、その記録簿もきちんと出してくれます) なお、軽自動車検査協会にて点検整備記録簿を提出するのは〜 もしくは点検実施のお伺いのハガキが来るのは〜 あくまで実施されているかどうかの書面上の確認のみで、(あればそれでOK程度のもの) 点検内容の是正や詳細チェック、照合、再確認などのためではありません。 誤解などされませんように。


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