自動車業界20年!な、クルマ屋さんの私が運営管理する軽自動車情報サイト。 今回は名義変更の実際のお手続き方法についてもちょっと触れておこうかと。
(※ ちなみに軽自動車の場合には、正確には ”自動車検査証記載事項の変更” と言い、(変更を除く、新たにナンバープレートが交付される場合には ”新規検査”) また普通車のような登録制ではないので ”登録” という言葉もないです。(あくまで申請という形) ただそこまで細かくしてしまうと一般ユーザーの方にはあまり馴染み難いかと思われますので、当サイトではあえて登録等という言葉も要所使っております。 予め何卒ご理解頂きたく思います m(_
_)m)
全国にある軽自動車検査協会という公共機関の、さらにご自身の使用の本拠の位置を管轄する事務所にて行います。
ちなみに開いている時間は月〜金までの平日のみで、朝はおおよそ8:45くらいから〜 夕方は5時くらいまでです。(但し、昼時間と、昼時間直前、それから夕方4時以降は各種お手続きの受付はしておりませんので、お手続きを行える実質の時間帯はもっと狭くなるでしょう。 また地域によっては、オープン&クローズの時間帯が若干異なる場合も御座います)
3月末の繁忙期のみは時間外でも業務を行っている場合あり。
年末年始は休み。
ゴールデンウイークやお盆等は、基本的には暦通りです。(土日祝以外はやってます)
【補足】 ----------
3月の金曜日、3月の半ば以降、3月末、3月の最終業務日は、、 順に、年間を通して最も窓口が混雑する時期です。 はっきり言って3月末までとなるとディズニーランドの入場制限がかかるくらいの激混雑ぶりで、業務慣れしていない方には半端なく大変です。 疲れます。 心が折れます。 なのでよほど理由がない限りは〜 これら繁忙期は極力避けられておくことを推奨。(窓口でちょっと手続きの相談、、 なんてだけででも、もうかなり待たされます。 同時にユーザー車検もなんて日にはヤバイなんてもんじゃないでしょう。 ちなみに、4月に入ると激変して はじめころは一気にガラガラ。。)
【補足その2】 ----------
4月1日は新たな軽自動車税の課税発生日です。 もしこの日をまたいでしまうと直ぐに名義変更したとしても、その年度一年分の納税義務は旧オーナーに行ってしまう事となりますので、(5月頃に新たな納付書が届きます) それら辺り予め十分ご注意ください。(但し、ナンバープレートの無いクルマは除きます)
え〜 そのお手続き前に、、、 というか、名義変更手続きのそもそもの大前提部分などを含め解説しておきますので、各所適所ご参考までに。
まあこんな感じでしょうか。
あ、それと--- 当サイトご利用上における予めの注意点についてもついでに。。
当サイトにおけるこれらお手続き概要、及び記入例などは、あくまで私の住む地方・地域管内での例や方法・概要を基本としておりますので、他の地方・地域では、これらお手続き詳細や記入例が異なる場合や、、、 そもそも例に出てくる用紙の様式・フォーム根本的から異なる場合もあり、これら予めご了承の上にてのご閲覧を願います。 (稀に、さらにその地域機関職員個々によっても見解差がある場合も)
なお加え、当サイトでは、基本 ”個人” を対象とした解説となっており、個人事業含む、法人などは基本対象外としておりますので〜 これらもまた何卒予め。(一応、個人も法人もこれらお手続きの基本は同じですが、ただ場合によっては 私でも少々フォロー出来かねるパターンなんてのも存在しておりますので。。。)
【⇒ 念のため、当サイト利用上の注意点など】
お手続きにはもちろん、事前に用意しておくべき書類が御座います。 いきなり手ぶらで検査協会へ行ってもお手続きは出来ません。
なのでその必要書類を挙げておきましょうか。(なお各説明事項は多岐に渡りますので、各項目毎にページは分けてあります。 また各詳細や必要事項なども各リンク先ページをご参照など願います。 もちろん挙げる例は一例です。 場合によってはその他必要なモノが出る事も御座います)
※ 各詳細、及び記入例は各リンク先ページにて。
(⇒ なお必要書類の段取りがイマイチ分かり難い、又は具体例も参照にしたい・・・ といった場合には、こちら ”必要書類チェック” 編もあわせご参照願います)
なお、ここで言う ”車検受け” とは、当日現地にてユーザー車検を受けられる場合だけでなく、予備検査や整備工場にて既に受検し 車検合格の証書(予備検査証や保安基準適合証)がある場合も含みます。 つまり新たに車検有効期間が延長される場合とお考え下さい。
申請書には色々な名称のものがありますが、一般的には同じ種(様式)の申請書を申請内容によって区分して使うだけですので、軽第○号様式とか軽専用第○号様式とか、、 全く同じ名称の様式用紙であれば、基本どれも同じOCR用紙であると思われて下さい。
前項目では必要書類を羅列してみましたが、ちょっと分かり難いですよね。。 なので主なケース別に必要書類を一覧にしてみました。(個人ユーザーでよくあるケース) チェックなどにどうぞ。
いかがでしょうか。 参考までに。
なお、車検受けの手法には「保安基準適合証」を交付してもらうという手もありますが、これは指定整備工場と呼ばれる車検施設のある工場にて車検を受け、その車検に合格した旨を証明する証書で、(車検証の交付手続きだけが別途で、後は一般的な車検と同じ) これを名変時に持っていけば既に車検に合格したものとして取り扱われ、別途ユーザー車検など行わなくても車検2年付きの車検証が交付されることになるのですが、、(法定24か月点検を別途行う必要もなし)
ただこの適合証はわずか2週間ほどしか期限がなく、また指定整備工場にとっては非常に重要な書類ゆえ一般ユーザーに対しては交付していないお店も多く、まあこのページではこの方法については割愛させて頂いております。 予めご了承願います。
申請書には色々な名称のものがありますが、一般的には同じ種(様式)の申請書を申請内容によって区分して使うだけですので、軽第○号様式とか軽専用第○号様式とか、、 全く同じ名称の様式用紙であれば、基本どれも同じOCR用紙であると思われて下さい。
続いてその他必要なものとして、お手続き当日(名義変更手続きに行く当日) に加え持参しておくものについても触れておきましょうか。
最後に ”お手続き編”。 変更手続き当日の手順につきましても触れておきますね ^^
なお、これら手順につきましても、私のよく出入りする地域の検査協会での基準としておりますので、地域によっては若干の手順相違、また窓口名称の違いなども考えられますので、それら辺りも予めご了承の上にてのご参考を願います。
1. 先ずは受付・案内窓口へ。
どこの検査協会にも必ず総合案内(受付け)という窓口があると思われます。 なので一発目直ぐにその窓口へ直行されて下さい。
アドバイスされる方によっては、初っ端にナンバープレートの返納処理、、 とか言われる方もいらっしゃるようですが、(ナンバー変更等がある場合) しかしこれは一般ユーザーの方にはまず私はオススメ致しません。 返納したプレートは絶対に返却してもらえませんので、もし現地へその名義変更を行うクルマに乗って来ていて、その場でナンバーを外し初っ端に返却し、、 しかしその後の手続きステップで書類ミスが発覚しその日は変更手続きが出来なくなってしまったなら〜 その日は家に帰ろうと思ってもクルマにナンバーが無い! ので帰れない!! なんて事も現実に。
必要書類の買える窓口、書類の提出窓口等々 その現場での窓口手順などを教えてくれ、また任意で書類一式のチェックまで行ってくれますので、(ただチェックの窓口はまた別の場合も) もちろん書類チェックもやってもらっておきましょう。
但し、インターネットより希望ナンバーの予約を行っている場合には、予約済み証を交付してもらうために 先ずはそちらを一番に取扱い窓口(予約センター窓口等)まで行って下さい。
2. おおよその手順。
総合窓口でアドバイスを受けた後は、おおよそ---
@ 必要に応じ用紙を揃える。 ⇒ A 書類記入 ⇒ B 不安があればもう一度窓口でチェックをしてもらいましょう。 ⇒ C 必要に応じナンバー返納。(ナンバー変更しない場合には省略) ⇒ D 軽自動車税・自動車取得税申告書の提出窓口へ。(税申告書のみを提出。 ちなみにもしここで税額が発生する場合には、合わせ当該税の納税も要) ⇒ E 各手数料や自動車重量税の支払い。(ある場合のみ) ⇒ F 書類提出窓口へ。(申請受付け窓口等) ⇒ G 自動車検査証交付窓口。(新しい車検証の交付。 近くのロビーで待っていれば出来上がり次第呼ばれます。 申請から交付までやや時間はかかります。 書類不備がある場合は申請受付窓口で呼び出される事も) ⇒ H ナンバープレート交付窓口。(必要に応じて。 ちなみにナンバープレート代はこの時にお支払い) ⇒ I 以上で完了。 お疲れさまでした。
※ なお、当日の現場にてユーザー車検を受検される場合には、各お手続きの中や加え車検のお手続きや独特の流れ、、 等といった手順も御座いますが、ただ今回当ページではユーザー車検については触れておりませんので、、 それら辺りに関しましては割愛させて頂いております。 また機会があれば。。 ご了承願います。
3. おおよその所要時間。
こればかりはその地域で大きく異なることは明白ですが、(日頃から登録台数の多い地域は通常でもそこそこ時間は必要です) ユーザー車検を受けない場合には、一通りのお手続きでおおよそ1時間くらいの所要時間とお考え下さい。(もちろん3月の繁忙期は除く。 ちなみに繁忙期は2時間、、 ヤバイ時には4時間とか半日とかも。 逆にゴールデンウイークやお盆、正月早々などクルマ屋さんが多く休むような時期は、かなりガラガラで30分もかからない事も)
※ なお、申請受付の時間はだいたい16時(夕方4時)で締め切られますので、(上記手順で言えば ”F 書類提出” の段階) もし所要時間をお考えなら、またそうでなくとも、、 こういった時限も予め十分ご考慮されておかれます事も予め。(もし当日の現場で書類の記入などに手間取られて〜 最終時限までに書類提出が出来なかった場合、(書類不備訂正による再提出も含む) もちろんその日はもう名義変更が出来ません。 またナンバープレートを返納してしまっている場合には、さらに現車で来場しているなら帰る事すら。。 十分ご注意ください。 当日は十分時間の余裕を持って)
※ 軽自動車の場合には、これら名義変更が済んだ後日(15日以内)〜 今度は保管場所の届出のお手続きが必要ですので、それら辺りもお忘れないように。
とまあこんな感じで、以上 皆様のお役に立てます部分あれば幸いです。
※ 最後に、都道府県を超えるナンバープレートからの変更手続きとなった場合、別途 ”税止め” のお手続きもお忘れなく。(一部条件によっては不要な場合もあり) おそらく最終ステップまで完了されていると、検査協会から代行の要・不要を問われていようかと思われますが、それも全ての地域で行われている・可能とは限らず、またこれらお手続きは別途個人で行う事も可能ですので、(不要な場合もあるかも) どういった手段で行うかまでは各自でのご判断を。
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